豊島将之九段「全体的にきつい展開だった」「均衡を保つことができなかった」5期ぶり名人復位ならず

[ 2024年5月27日 20:23 ]

封じ手を指す藤井聡太名人(右)。左は豊島将之九段(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第82期名人戦7番勝負(毎日新聞社、朝日新聞社主催)第5局は27日、北海道紋別市のホテルオホーツクパレスで第2日が指し継がれ、豊島将之九段(34)は藤井聡太名人(21)に99手で敗れシリーズ1勝4敗で敗退となった。第4局で藤井戦連敗を12で止める初白星を奪うも、第1局から3連敗と苦闘。2021年の竜王戦で藤井を相手にストレートで失冠して以来となるタイトル奪取はならなかった。

 1勝4敗で終戦。「全体的にきつい展開だった。…ちょっとよくない手が多かったかな」「(シリーズを通して)均衡を保つことができなかった。手応えはあまりないが、そういうところが今後の課題なのかな」と振り返った豊島九段。さまざまな戦型で挑んだシリーズを終え「名人戦の経験を生かして今後も頑張って行けたら」と今後について語った。

 藤井名人は第4局で初黒星を喫するも、第1局から3連勝とシリーズを終始リード。豊島九段の挑戦を退けた。藤井はこれでタイトル戦無傷の22連覇。21歳10カ月での名人防衛は1984年(昭59)に谷川浩司・現17世名人が樹立した22歳1カ月を更新する最年少記録となった。なお北海道対局は無傷の7連勝。

 5期ぶりの名人復位を目指した豊島は今局、藤井戦で初の振り飛車を採用したが及ばなかった。

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