谷口キヨコ ネコの飼い主歴25年(7)ネコの性格も千差万別 わが家の三男・桃太郎くんは“オンリー母”

[ 2024年5月27日 17:30 ]

油断しながらもやっぱりこちらをちょっと警戒しているももちゃん
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 【谷口キヨコのごきげん!?SOLOライフ】ねこのお話も第7話になりました。お母さんの猫になった桃太郎くん、うちの三男ねこさん。

 長男ねこの金太郎くんは機嫌の良いときと、自分が好きな人に対してだけ人懐こかったです。きんちゃんが好きな人とは、あまり自分のことをかまわないでいてくれる人。そんな人には自ら寄っていって膝の上に飛び乗ってちょこんと座ることもよくありました。で、その人はきんちゃんのとりこになる…とっても魅力的な猫でした。もちろん、知らん顔するときもあるんですが。

 次男のぎんちゃんのことを、私は『おもてなし猫』と呼んでいます。最近は家を片付けるためにも、じゃんじゃん人に来てもらってるのですが、誰かが来ると(宅配の方ももちろん)必ず玄関までお出迎え。そこで見上げながらぎゃぁぎゃぁとかれた声で「あなたは誰ですか?何のご用ですか?」と一生懸命尋ねてます、たぶん。

 好奇心旺盛なんですね、ぎんちゃんは。その後、お客さまが部屋に入ってくると、その後をついてきて、まだ一生懸命尋ねてます。「誰ですか~何の用ですか~オレはここにいますよ~」。で、人間が反応したら速攻、おなかを見せてゴロゴロゴロゴロ…犬ならこれは降参でしょうが、たぶん、ぎんちゃんの場合はただ単に「なでろよ~なでてくれよ~家に入ってもええから、オレをなでろよ~」と言うてはると思います(単なる想像です)。

 で、三男ねこ桃太郎さん。人が来たらとりあえずは警戒。ここでもう警戒心マックス。いつもは折れ耳のスコティッシュですが、いきなり耳がふわっと浮いて、目はその人にくぎ付け。体はいつでも逃げられる体勢です。

 こちらが少しでも近づくとどこかに行っちゃう。逃げるのか単なる移動なのか…分からないですが、私に対してもそうです。いまだにほぼなついてくれません。ご飯もお水もあげてトイレの掃除も私がしてるのにも関わらず姿を見るとほぼどこかに行ってしまいます。

 ももちゃんが心を許しているのは母だけです。オンリー母! 母ラブ!母だけにはにゃあにゃあ、かわいい声で話しかけたり、たまにはソファの隣でぴったりくっついてまったりしてはります。

 ももちゃんは、たぶん私とペースが合わないのではないかと…。まだ4歳半ですがスローペースなももちゃんはその点、母と合うみたいです。

 私は家の中でもちゃっちゃとしたい方で、それが合わないというか、嫌というか…。だから私が母のところに行くと「あっ、ペース合わんやつが来た!」ってなって、ももちゃんは私のことを避けるのでは、と。ももちゃんのあの行動は「逃げる」ではなく、明らかに「避ける」のようです。どちらにしても寂しいですが…。

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