安全地帯、37年ぶり「I Love Youからはじめよう」で紅白出場 ドラムス田中裕二さん訃報直後に

[ 2022年12月23日 11:00 ]

安全地帯
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 NHKは23日、大みそかの「第73回NHK紅白歌合戦」(後7・20)に、デビュー40周年のロックバンド「安全地帯」の出演が決まったと発表した。

 1985年に「悲しみにさよなら」で出場して以来、37年ぶり2度目の出場。安全地帯は特別企画として名曲「I Love Youからはじめよう」を披露する。

 安全地帯は今年デビュー40周年、ボーカルの玉置浩二はソロデビュー35周年を迎え、11月には安全地帯のアニバーサリーコンサートを東京で4日間に渡って開催。衰えを知らないパワフルなパフォーマンスは大きな感動を呼んだ。22日放送の「SONGS」にも出演し、大きな反響を呼んでいた。

 また、2019年にに脳内出血を患い、療養生活を送っていたドラムス、田中裕二さんが今月17日に他界しており、この日、公式サイトで訃報が伝えられたばかり。NHKは「心より哀悼の意を表します」と追悼した。

 この節目に玉置浩二は安全地帯として「I Love Youからはじめよう」で出場することを決意。安全地帯はNHKを通じ、「かけがえのない愛と平和を願って。I Love Youからはじめよう。」とコメントを発表した。

 安全地帯は82年に「萠(もえ)黄色のスナップ」でデビュー。40周年を迎えた今年は10年半ぶりとなるシングル「愛の戦友」を2月に発売し、最新曲「あなたがどこかで」は6~7月放送のNHK「みんなのうた」でオンエアされた。11月下旬には4公演の40周年記念コンサートを都内で予定している。一方で、玉置はソロデビュー35周年を迎え、8月から記念ツアーを開催中。バンドでソロで、精力的に活動している。

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