兵庫県明石市・泉市長、橋下徹氏とは司法修習生の同期 今も連絡は「なくはないです」と親交明かす

[ 2022年12月23日 20:20 ]

泉房穂・明石市長(21年6月撮影)
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 兵庫県・明石市の泉房穂市長(59)が23日、MBSテレビのニュース番組「よんチャンTV」に生出演し、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)との関係について語った。

 泉氏は、市議らへの暴言の責任を取って来年4月30日の任期をもって政治家引退を表明。「プレーヤーではなく応援団として力になりたい」などと話し、先月末には来年の統一地方選挙に向けて明石市議候補者の公募を開始した。12月24日には政治団体「明石市民の会」として市議候補をまず5人、発表する。さらに候補者を増やし、後継の市長候補も選出予定。地域政党を立ち上げへと向かうとみられる。

 地域政党を立ち上げたと言えば、関西では「大阪維新の会」の橋下氏だ。橋下氏との親交について、「司法修習生の同期で、結構昔はよく飲んでました」と泉氏。「連絡は取っている?」と聞かれると、「言うてええんかな…はい、はい。なくはないです」と答えた。泉氏が政治家引退を表明した後、「電話をもらいました」と明かしたが、「そんな深い話じゃありません。政治家は口を慎んだ方がいい」と笑い、内容については濁した。

 明石市長を退任した後の進路については「駅伝のランナーと同じで、次の方にたすきをつないだら、私はバタッと倒れ込んで終わりですね。少なくとも明石市に関してはそこまでで終わり」と語った。“明石市に関しては”という含みをもたせた回答にツッコミが入ると、「国の政治ひどいですやん。びっくりするぐらい国の政治がろくでもないんで。国の政治も良くしていかないと、いくら明石市長で頑張っても…。国がちゃんとしたら明石市民も幸せなのに、あまりにも国がひど過ぎるので。そこは国を変えないと、と思いますよ。こんな国の政治で生きてるのは国民が不幸ですから」と、国政への動きをにおわせた。

 だが、あくまで「監督、コーチとして」とし、現時点で自身の立候補は考えていないことを強調していた。

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2022年12月23日のニュース