日本サポ「ゴミ拾い」の原点は?W杯芸人・すがやが「背景」明かす「日本人の美徳はもちろんあるけど…」
Photo By 提供写真
メッシ擁するアルゼンチン代表が激闘の末、36年ぶり3度目の優勝を果たしたサッカーのFIFAワールドカップ(W杯)カタール。大のサッカーファンとして知られ、「W杯芸人」の異名を持つお笑いコンビ「カカロニ」のすがやなおひろ(31)が、スポニチの取材に対し、今大会で話題となった日本代表サポーターの「クリーン活動」について、現地で応援した立場からの見解を口にした。
すがやは18年ロシアW杯、6月24日に実施されたセネガル戦で、ゴール裏に外れたセネガルのシュートをスタンドでヘディング・クリアし話題に。上半身裸に「16強」と胸に書かれた姿が反響を呼び、動画は世界中に拡散された。これを機に「W杯芸人」として知られることとなり、豊富な知識量と話題性から、大会期間中はメディアに引っ張りだこの存在となった。
カタール大会については、「M-1グランプリ2022」で敗退したことを受けて現地入りを決意。日本の1次リーグE組の3試合を含む9試合を現地で観戦した。
現地観戦の魅力について、すがやは「異国まで行くという熱量がみんな高いから、一体感が感じられる。選手と一緒に戦っているという感覚が、苦労した分、増していく。自分も日本代表と錯覚するような感覚になる。『君が代』を遠い異国で聞いたときに、それを感じられる」と熱弁した。
今大会、日本代表は強豪ぞろいの“死の組”E組に入り、グループステージ敗退が濃厚と見られていた中、ドイツ、スペインの優勝経験国を破り首位突破を果たし世界中を驚かせた。決勝T初戦のクロアチア戦でPK戦の末に惜敗し、16強の壁を破ることはできなかったが、着実に世界と戦える実力を示した。
熱戦の一方で、ネット上では「日本代表のクリーン活動」が話題に。日本が優勝4度を誇るドイツに2―1で逆転勝ちした23日の初戦後、日本サポーターがスタジアムのゴミ拾いを実施。その様子がネットで拡散されると、世界中から称賛の声が上がった。また、コスタリカに惜敗した27日の試合後も変わらずクリーン活動を実施。国際サッカー連盟(FIFA)の公式ツイッターでは、ゴミを拾う日本サポーターの写真が投稿され「勝っても負けても、常に敬意がある」と感謝を呼び掛けていた。
だが、この行動には、国内から「偽善活動」「清掃員の仕事を奪う」などと批判の声も一部上がり、ネット上で論争に。このクリーン活動を実際に現地で見ていたすがやは「せっかく海外まで来たのだから、勝つためにできることはやろうよ、というポジティブなサポーターが多い」とし、その気持ちの一環で行っていると代弁。「“来る前よりキレイにして帰ろう”という、道徳として習った当たり前のこと。部活時代からやってたし。いい人だと思われたいという感覚ではない。あるとしたら“勝つために”という要素」と思いを明かした。
例として、「例えば日本VSドイツの試合。それぞれの国のサポーターが当然、観戦している。けど、スタジアムにいる大半は、中立のサポーター、サッカーを観戦しに来ている人や地元の人が多い。そんな中で、スタジアムをホームの雰囲気にするには、その人たちを日本を応援する空気に持っていきたい。“日本はゴミ拾いをしていて気持ちがいいな”とか、“日本人に日の丸のハチマキをもらったから応援するか”…みたいな。ボランティア精神とか、和の心とか、日本人の美徳はもちろんあるけど、僕の感覚だと、少しでもスタジアムをホームの雰囲気にしようという気持ちもあると思う」と熱弁。「勝利のため」の行動だと分析する。
また、「クリーン活動反対派」の意見については、「“現地の人の仕事を奪ってしまう”という声をツイッターで見ましたが、率直な意見として、“なくなるわけないだろ”と思う」と一蹴。「例えば、日本の駅で、落ちてるゴミを拾う人がいたら、駅を掃除する清掃員は失業するかと言ったら、そうではない。それと同じで、“日本人が清掃してるから、清掃員を雇わなくていいや”とはならない」ときっぱりと言い切り「“日本では当たり前のことでも、海外ではそれを仕事にしている人がいる”という、文化の多様性みたいな話を書いてた人もいましたが、その理論でいくと、日本の多くのスタジアムでは乱闘とかは起こらないけど、だからといって警備員がいなくなることもないですよね」と正論を述べた。
クリーン活動は、現地の人からも好評だといい「外国人にも喜ばれますし、現にスタジアムのカタール人の清掃スタッフの人から感謝されてました。真似をする国もあります」と話し「W杯に行くたびに、ああ、日本人って好かれてるんだなぁ…と実感する」と告白。実際に、「ちょんまげ隊長」の愛称で知られる日本代表の名物サポーター・角田寛和さんが、カタールの運営委員会から表彰を受けるなど、現地で批判的な意見は一切なかったという。
この「ゴミ拾い」について、原点は日本代表の「応援グッズ」にあるという。「日本には、青いゴミ袋に空気を入れて、バルーンのようにして応援するというスタイルがあります。青いゴミ袋は軽くて安価、現地の外国人にも配りやすいし、日本人にも配りやすい」とこのスタイルが流行した理由を明かし「“せっかくゴミ袋なんだから、最後は掃除して帰ろうよ”となりました」と、経緯を明かした。「僕の記憶だと、日韓W杯の時に“ゴミ袋を応援に取り入れようよ”という発信があったような気がします」と、2002年ごろから生み出された応援スタイルであるという。
すがやは荷物を極力減らしたいという理由から、ゴミ袋を持っていくのはあきらめたが、応援グッズとして「選手名鑑」を持参した。「これはおススメです。海外の方から、“うちの選手は何て書いてある?”と聞かれて、会話が弾む。コミュニケーションツールとして持っていきます」と、観戦をより楽しむコツを教えてくれた。
そんなすがやは今後の目標として「バイトをせずに、芸人としての収入でW杯に行けるようにすることと、家族で観戦に行くこと」と、芸人としてのさらなる活躍を誓い、日本代表が“16強の壁”を突破することについて「近い未来、必ずある。決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦も勝てると思った。日本を信じています」と揺るがぬ思いで未来を見据えていた。
芸能の2022年12月23日のニュース
-
藤井王将 名人挑戦争いで単独トップを維持 A級順位戦で佐藤に勝利し5勝1敗 最年少300勝も達成
[ 2022年12月24日 01:03 ] 芸能
-
矢沢永吉 巨額詐欺の35億円借金に本音告白「僕だって、もうダメだと思いましたもん」
[ 2022年12月23日 23:25 ] 芸能
-
KARA 活動再開後TV初パフォーマンスにネット感激「やっぱり最強」 ニコル転倒に心配の声も
[ 2022年12月23日 23:15 ] 芸能
-
矢沢永吉 日本武道館公演の第1歩は海外アーティストからの知名度「ちょっと待てよ?俺やるよって」
[ 2022年12月23日 23:09 ] 芸能
-
ひろゆき氏“9時~17時”勤務形態に疑問「昼型の人が決めている。夜型の人はどうすれば?」
[ 2022年12月23日 22:55 ] 芸能
-
矢沢永吉 中止の武道館150回“リベンジ”へ思い「一発目に武道館。そうなれれば」
[ 2022年12月23日 22:45 ] 芸能
-
工藤静香 長女・Cocomiと「Mステ」で親子共演 ネット感動「胸アツすぎ」「夢心地」「尊い」
[ 2022年12月23日 22:38 ] 芸能
-
矢沢永吉 喉の不調は2日前に前兆「ちょっとハイパート、きたかな」 NHK生番組で公演中止の経緯告白
[ 2022年12月23日 22:17 ] 芸能
-
ジャガー横田 長男・大維志くんが公表の入院理由「肝硬変」を否定 足の小指の手術と明かし謝罪
[ 2022年12月23日 22:10 ] 芸能
-
4児の父・土田晃之 娘の反抗期に悩むリスナーにアドバイス「無理やり話されたらうざいじゃないですか?」
[ 2022年12月23日 22:01 ] 芸能
-
ふかわりょう 自宅で二人きりの時間を過ごした超大物、実名で明かす「気づいたら私のベッドで」
[ 2022年12月23日 21:40 ] 芸能
-
キンプリ神宮寺勇太 永瀬廉が“カップルだらけ”のお花見で謎行動「僕の腕を組み始めて…」
[ 2022年12月23日 21:32 ] 芸能
-
キンプリ平野紫耀「芸能界のお友達があんまり…」北海道旅行をともにした相手にタモリ驚き「おかしいな」
[ 2022年12月23日 21:28 ] 芸能
-
ひろゆき氏「M-1」優勝のウエスト井口は「悪口ばかり言っててイヤな人だなと思いました(笑)」
[ 2022年12月23日 21:11 ] 芸能
-
水木一郎さんの“金言”「ヒーローを代弁して歌う」 ファン「ハーロック」の歌声に「グッと…」「泣ける」
[ 2022年12月23日 21:06 ] 芸能
-
羽賀研二「アラジン」主演を射止めた秘話を告白「もしコネが生きてたら…僕なんか選ばれなかった」
[ 2022年12月23日 20:57 ] 芸能
-
三谷紬アナ 目を潤ませながらラストマッチを迎える鈴木軍へ感謝の言葉「感謝の気持ちを持って見届けたい」
[ 2022年12月23日 20:55 ] 芸能
-
aiko ボイトレで人気バンドの大ヒット曲を歌うも「喉ちぎれるかと思うくらい…。凄いんです」
[ 2022年12月23日 20:54 ] 芸能
-
兵庫県明石市・泉市長 24日発表の市議候補5人「良い人集まりましてねえ」子育て中の女性2人も
[ 2022年12月23日 20:43 ] 芸能
-
元さくら学院で声優の佐藤日向 24歳誕生日に海外大学の日本校卒業を報告「時間はかかりましたが無事に」
[ 2022年12月23日 20:40 ] 芸能




















