兵庫県明石市・泉市長 24日発表の市議候補5人「良い人集まりましてねえ」子育て中の女性2人も

[ 2022年12月23日 20:43 ]

泉房穂・明石市長(21年6月撮影)
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 兵庫県・明石市の泉房穂市長が23日、MBSテレビのニュース番組「よんチャンTV」に生出演した。

 市議らへの暴言の責任を取って、来年4月30日の任期限りでの政治家引退を表明。「プレーヤーではなく応援団として政治には関わる」などと話し、地域政党立ち上げへ動きを始めた。先月末には政治団体「明石市民の会」として、来年の統一地方選挙に向けて明石市議の候補者公募を開始した。

 12月24日に、まず明石市議候補5人を発表する。「いい人集まりましてねえ。公募始めて1カ月経ちませんけど、すでに55人もの方に応募いただいた」と明かし、「その中からまずは5人。2人は子育て真っ盛りの女性。20代のスポーツマンも立候補を決めていただいて、非常にいい方がそろってきてます」と自信をみせた。候補は増える見込みで、「次の市長と市議の過半数は絶対取る」のが目標。「市長に賛成する者を増やすというより、市民目線の市議、市民のために仕事する政治家を増やしたい」と信念を語った。

 ただ、自身が政治家を引退する意思は変わらないようで、「プレーヤーは向いてない。選手じゃなくて監督、コーチのイメージですね」と今後の立場を例えた。「監督になっても、“代打、俺!”はある?」と政治家復帰の可能性問われると、「それは考えてないですね。このキャラクターを直さなあかんのに何度も繰り返してる。応援団に回ったほうがいい」と話し、「監督、コーチで次々といい選手を送り出せば全国に広がりますから」と説明した。

 だが、まだその言葉を疑う面々からは「3年後の兵庫県知事選に出馬?」との声が上がり、「そんなことはありません」と苦笑いだった。

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2022年12月23日のニュース