フジ「ポップUP!」 番組開始わずか9カ月で幕 港社長が見守る中でエンディング

[ 2022年12月23日 14:45 ]

フジテレビの佐野瑞樹アナ(左)と山崎夕貴アナ
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 フジテレビ「ポップUP!」(月~金曜前11・45)が23日、最終回を迎えた。今年4月のスタートからわずか9カ月で幕を下ろした。

 番組は今年4月1月に俳優の坂上忍がMCを務める「バイキングMORE」の後番組としてスタート。同局の佐野瑞樹、山崎夕貴の両アナウンサーがMCを務め、曜日ごとに俳優やタレントがMCを務めている。「バイキングMORE」とほぼ同じ3時間の生放送だが、時事ネタや芸能スキャンダルを扱った前番組とは異なる路線で、生活情報やトークが中心になっていた。

 最終週の今週は各曜日ごとに“最終回”として放送。ラストとなる金曜日では、金曜パーソナリティーの「平成ノブシコブシ」の吉村崇をはじめ、お笑いコンビ「相席スタート」、女優の高岡早紀、「FANTASTICS」の中島颯太が出演。最後は「ゲームパーク」で全員でテーブルクロス引きにチャレンジ。突然、登場した同局の港浩一社長が見守る中、吉村がラストのテーブルクロス引きで成功で、褒美のスーツをゲットして、有終の美。吉村は「社長、ボケられませんでした」と笑顔を見せた。

 エンディングで、佐野アナは「9カ月間でしたけど、ありがとうございました」とあいさつ。吉村は「楽しかったですね。スタッフの皆さんにも本当に助けられました、本当にありがとうございました」と感謝。この日は高級アートを購入していたこともあり、「また何かあったら絵買いますから」と笑顔と見せつつ、「お2人もご苦労さまでした」とMC陣にねぎらいの言葉。それでも、吉村は「終わりそう…うわ、悲しいな…1回試しに来週も来てみようかな?来週も来ます!」と宣言し、幕を閉じた。

 来年1月からは司会はお笑いコンビ「ハライチ」とフリーアナウンサーの神田愛花がMCを務める新バラエティー番組「ぽかぽか」がスタートする。「みんなの“楽しい”が集まる場所」がコンセプトの生番組で、これまで同枠は情報番組路線だったが、「笑っていいとも!」や初期の「バイキング」を手がけた制作陣が集結する。

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