矢沢永吉 喉の不調は2日前に前兆「ちょっとハイパート、きたかな」 NHK生番組で公演中止の経緯告白

[ 2022年12月23日 22:17 ]

矢沢永吉
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 ロック歌手・矢沢永吉(73)が23日、NHK「NHK MUSIC SPECIAL 矢沢永吉 激白!超えられなかったあと1本」(後10・00)に生出演し、20日に喉の不調のため中止した日本武道館公演について語った。

 デビュー50周年の矢沢は、同所で150回目の節目となるはずだった公演で、当日キャンセルという無念の決断をしていた。

 それから3日の出演。進行の高瀬耕造アナウンサーから「いきなりですが矢沢さん、喉の調子はいかがですか?」と問われ、「だいぶ、ちょっとずつというか、戻っていますね。ガサついてますから」と現状を説明。「体調はいいんですよ。ここです」と、喉を指さした。

 喉が万全に戻らない場合、番組は延期か中止の可能性もあったというが、高瀬アナは「矢沢さん自らが経緯と、思いを語って下さるということで」と、番組は予定通り放送されることが決まったという。

 喉の不調は歌手にとっては職業病のようなものという。「これはね、僕だけじゃなくて、歌を職業としている人は、何度か皆さん経験していると思います。それは日本だけではなく、世界的に。やっぱり声ですからね。それで楽器でしょ?生ものなんですよ」と説明した。

 矢沢の記憶では、過去に福岡の公演の2日目に、やはり喉の調子が思わしくなく、中止にしたことがあったという。「何年前でしたかね。福岡のマリンメッセで2日間やるのに2日目が飛びました。あれが最初です。今回もうないだろう、いや、させないと思っていたら、2回目来ましたね」と振り返った。

 武道館での150回公演を前にしてのトラブルだった。「149回が終わった時に“あら、ちょっとハイパート、きたかな”みたいな。ハイパートでずっと歌う曲があるんですけど、あれがちょっとどうかな?みたいな」。149回目の公演中に不調を実感。翌日が休みだったため、回復にかけたという。「次の日休みですから、この休みで寝て戻そうと。休みの次が150回目ですから、期待していました。戻すと。いろいろやったんですが、これはひょっとしたらきたのかという感じでしたね」。自身の期待するレベルに調子が戻らず、中止を決断したことを明かした。

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2022年12月23日のニュース