渡辺裕太 父・渡辺徹さん葬儀後の会見で実感「母親、さすが芸能人だなと思いましたね」

[ 2022年12月23日 20:28 ]

12月2日、会見に応じた渡辺裕太(左)と榊原郁恵
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 11月28日に敗血症のため死去した俳優の渡辺徹さん(享年61)の長男で俳優の渡辺裕太(33)が23日放送の文化放送「渡辺徹追悼番組『ありがとう、徹さん!』」(後7・00~)にコメント出演し、父との思い出を語った。

 裕太は「僕自身もまだ、正直なところ実感がない。いなくなったのが、嘘だろという感覚なんですが」と語り、今月の2日に家族葬を終えた後に、母でタレントの榊原郁恵(63)とともに会見に臨んだ時のことを語った。

 会見前には「車の中でどういう話をする?って話していたんですけど、あまり決めずに行こう、と」臨んだと言うが「母親よく、しゃべりましたね」と裕太。「僕もああいうこと言いたい、こういうこと言いたいとちょっとは思っていたんですけど、ずっと母親が思い出話がつきなかったようでしてね。僕が不完全燃焼でした。もっと父親との思い出とか言いたいことあったんですけど…。いやあ、母親、さすが芸能人だなと思いましたね。僕も横で見ていて。いろんなエピソードトーク話していて。父親も笑っていると思いますよ。いつもと変わらない家での母親のしゃべりっぷりだったので」と振り返っていた。

 また「父親は、ブログの話にもなっちゃいますけど、本当に自分に寄せていただいたコメントに返信もしてたし、すごく応援してくださっている方を大切にしているんだな、というのも家族から見てもそう思っていました。父親と楽しく過ごしていただいて、本当にありがとうございました」と感謝。「生きているときに父親ってどういう人だってあまり考える時間はなかったんですけど、亡くなってからまだ1カ月弱ですが、考えてみるとすごくポジティブな明るい人だったんですよね。くよくよしているところ見たことはないですし、体的に辛かったりとか、ちょっと病気がちな時、体的にはしんどそうなんですが、気持ちの部分とか発する言葉では絶対にマイナスのことは言わなかったし、強かったのか強がっていたのかはわからないですが、僕ら家族の前では力強く生きてくれたし、前を向いて明るいところをしっかり感じながら体現していた人だったので、そこは見習って、これから父親のアドバイスを参考にいこうと思っていますね」と語り、「また、みなさんもたまには渡辺徹のことを思い出していただけるとありがたいです」と呼びかけていた。

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2022年12月23日のニュース