水木一郎さんの“金言”「ヒーローを代弁して歌う」 ファン「ハーロック」の歌声に「グッと…」「泣ける」

[ 2022年12月23日 21:06 ]

水木一郎さん
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 今月6日に肺がんのため亡くなった“アニソン界の帝王”水木一郎さん(享年74)の追悼特別番組「水木一郎 不滅のヒーローソングス」が23日、文化放送で放送され、水木さんが歌った名曲を紹介しながら、その功績などを振り返った。

 水木さんがテーマソングを歌唱した同局「東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー」に出演している声優・鈴村健一(48)が番組パーソナリティーを担当し、水木さんの名曲を聴きつつ、歩んできた歴史などを回顧。世界でも広く知られた水木さんのウィキペディアは90以上の言語に翻訳されていることにも触れ、鈴村は「日本の宝ですけど世界の宝でもある、というのが水木一郎さん」としみじみ語った。

 番組後半には13年7月に「…仮面ラジレンジャー」に水木さんがゲスト出演した際の音源も紹介。その際、水木さんは後輩のアニソン歌手に向け「(アニソン歌手として)守らないといけないことは、自分として歌っちゃダメ、ヒーローになりきって、その気持ちを歌い上げていくことが必要。これがないと何を歌っても同じになってしまう。ヒーローの性格とキャラクターを代弁して歌うことがアニソン歌手の第一歩」と語っていた。

 そして直後に流された曲はテレビアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」の主題歌「キャンプテハーロック」だった。鈴村は「なりきるというか、僕、子供の時にハーロックが歌ってると思ってました。それくらいハーロックの心の声に聞こえる。水木さんは意識されて歌ってきたんだなと思います」としみじみ。ネット上でも「自分もハーロックが歌っていたと思ってた」「泣ける」「切なくてグッとくる」「泣いちゃう」「アニキの声からのハーロック!!泣く」など、水木さんの歌声とともに涙したファンの声が集まった。

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2022年12月23日のニュース