元2世信者 旧統一教会から会見中のファクスに本音「あの瞬間、教会が私をつぶしに来たなと」

[ 2022年10月27日 15:35 ]

日本テレビ
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 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元2世信者で、教団による被害を訴えている小川さゆりさん(仮名)が、27日放送の日本テレビ系「情報ライブミヤネ屋」(月~金曜後1・55)のインタビューに答え、今月7日の会見中に送られたファクスについて本心を語った。

 外国特派員協会で行われた会見中、教団から協会宛に届いたファクスは、精神疾患を理由に小川さんが虚偽の説明をする可能性があるとの理由で、会見を即座に中止するよう求める内容だった。小川さんは精神疾患について、4年前に治っていることを明かしている。

 ファクスが届いた後も小川さんは会見を続けた。「あの瞬間、教会が私をつぶしに来たなと思いまして」と率直な思いを吐露。「これって会見を中止することが目的かもしれないけど、私を精神的にダメにして、発言させなくするような意図ももしかしてあるんじゃないか?」と、教団側の意図を推測した。

 ファクスには、今も熱心な信者である両親の署名も入っていた。「子供のためなら世界を敵に回してもいいって思える。それが本来の親の姿なんじゃないかと思って。自分は子供のためならそこまでできるなって正直思うんですよね。なのに両親って、それどころか、言ってみれば世界中の前で私を批判したわけで」と、両親からの仕打ちに対するやるせなさを口にした。

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2022年10月27日のニュース