三浦瑠麗氏 今後の医療体制に「重要なのは受診体制。コロナは猛毒でない。他の致死性の高い病気で…」

[ 2022年10月27日 10:40 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(42)が27日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。今後の新型コロナウイルスへの対応について言及した。

 番組では、新型コロナウイルスによる第8波が懸念される中、海外では新たな変異ウイルス「XBB(通称グリフォン)」、「BQ・1・1(同ケルベロス)」が確認されていると伝えた。これらは、変異を繰り返しており、免疫をすり抜ける力が高く、さらに感染を広げる力も強いとみられているという。

 MCの谷原章介が「今、第7波は落ち着いて、新たに確認された陽性者の数というのは横ばいから若干増える傾向にはありますけれども、第8波、今のところの予想ですと、第7波よりはだいぶ低く抑えられそうです」と聞くと、三浦氏は「例年の傾向も参考にすべきなんですけども、現時点で急な立ち上がりという状況にはなくて、まだまだ秋の行楽シーズン、忘年会にいたるまで恐らくちゃんと皆さん行動をフルにできるんじゃないかと思います」と推測。そして「1つ確認しておかなければいけないのは、今、世界各国で専門家の方も政府の方も、むしろ行動制限するよりは、緩やかに免疫をつけてもらう、そして、われわれは2回とか3回とかワクチンを打っているわけですけれども、それとの組み合わせによって強力な免疫を得ようという考え方がやはり広がっているわけじゃないですか。そうなった時に、実は重要となるのが冬場のもっと寒くて暖房をつけていて、おそらくインフルも流行するんじゃないかって言われている中での受診体制なんですよ」と指摘した。

 そのうえで「今までのようにコロナだけを猛毒視して、実は猛毒ではない、致死率は低くなっているのに受診制限ってなると、実は他の重要な、例えば脳梗塞であるとか、いろんな病気ありますね。致死性の高い病気で、かつ熱が出ているというような。たまたまコロナに感染してるけど、もっと深刻な別の心臓病とか、この人たちが治療を受けられなかったら大変なこと。どうやって医療に制限を課さないかというところの方が重要なんじゃないですかね」と自身の考えを述べた。

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2022年10月27日のニュース