水谷豊主演「相棒21」 第3話は14・2% 3話連続2ケタ 復帰の亀山薫に依然注目集まる

[ 2022年10月27日 10:16 ]

テレビ朝日「相棒season21」で共演する水谷豊(左)と寺脇康文
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 俳優・水谷豊(70)主演のテレビ朝日「相棒season21」(水曜後9・00)が26日、第3話が放送され、平均世帯視聴率が14・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが27日、分かった。個人視聴率は7・9%だった。

 12日スタートの初回は、前シーズンの初回15・2%を2・1ポイントも上回る17・3%のハイスコア。全シリーズで2桁スタートとなった。また、日曜劇場「DCU」(1月クール)の初回16・8%を上回り、今年の民放連続ドラマで最高値の貫禄発進を決めていた。第2話でも15・4%と、勢いそのまま注目を集めている。

 「特命係」に所属する警視庁の警部・右京が、相棒とともに事件を解決する大人気刑事ドラマシリーズの最新作。今年3月までの前シーズンで、反町隆史演じる“4代目相棒”元法務省キャリア官僚の冠城亘(かぶらぎ・わたる)が卒業し、今シーズンから右京の初代相棒役を務めた寺脇康文が“5代目相棒”として復帰。寺脇は「亀山薫」役で2000年のプレシーズン第1弾から、08年のシーズン7まで出演。亀山として14年ぶりに復帰し、右京とタッグを組む。

 薫は曲がったことが大嫌いな熱血漢で、深緑色のフライトジャケットがトレードマーク。高校時代の友人の死をきっかけに、不正がまん延する南アジアの小国・サルウィン(架空の国家)に移住したため特命係を離れていた。

 第3話は、池袋で輸入雑貨店の店長が殺害され、犯人が逃亡する事件が発生。現場近くで発見された血ぬれのフライトジャケットや目撃者の証言などから、薫(寺脇康文)が容疑者として浮上する。その後、被害者は覚醒剤の売人だったことが判明。さらに、薫は角田(山西惇)に事件絡みの前科者のリストアップを頼んでいて、その中に今回の被害者がいたことも分かる。美和子(鈴木砂羽)によると、薫は最近、運転免許試験場に異動させられていた当時に世話になった塩見(長谷川公彦)という人物について調べていたという。ただ、塩見は池袋中央署で会計課長の職にあった4年前、事故死していた。薫が逃亡を続ける中、右京(水谷豊)は独自の捜査を開始。いっぽう、池袋中央署の羽柴(波岡一喜)という刑事が、伊丹(川原和久)が薫の逃亡を助けているのではないかと上層部に進言し、伊丹は捜査から外されてしまう。そんな中、右京は塩見が死亡した当時、押収物が、署内から消える事件があったという情報をつかむという展開だった。

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2022年10月27日のニュース