朝ドラヒロイン・趣里に「演技力あるから楽しみ」「声はお母さん似？」の期待広がる　来秋「ブギウギ」

ヒロインの花田鈴子（はなだ・すずこ）役に決まった女優の趣里（C）NHK
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　来年秋スタートのNHK連続テレビ小説「ブギウギ」ヒロイン決定が発表された趣里（32）。ネット上では「楽しみ」「早く見たい」などの期待が広がった。

　現在放送中の「舞いあがれ！」（ヒロイン・福原遥）、23年春スタートの「らんまん」（主演・神木隆之介）に続く第109作目。趣里は朝ドラのオーディション４度目の挑戦で、2471人が応募する激戦を勝ち抜いた。「東京ブギウギ」で一世を風靡（ふうび）した戦後の大スター、笠置シヅ子がモデル。趣里が演じるのは香川生まれ、大阪育ちで下町の銭湯の看板娘だったヒロイン花田鈴子。「歌と踊りでみんなを元気にしたい」と道頓堀の歌劇団で稽古に励み、やがて上京。戦争、家族との別れ、恋愛と出産など怒濤（どとう）の人生を駆け抜け、大スターへの階段を駆け上っていく姿が描かれる。

　NHK関係者によると、今回のオーディションでは歌唱審査もあった。劇中で歌を披露するシーンも見どころの一つとなりそうだ。趣里の父親は俳優水谷豊、母親は元キャンディーズの伊藤蘭。母親だけでなく、父親もヒット曲があるだけに、早くも趣里の歌声を楽しみにしている視聴者も。「声はお母さんに似ているのかな？」などの書き込みもあった。

　「芸能界のサラブレッドなのは事実だが、両親の名前は関係なく力がある」と実力を評価するドラマ関係者が多い趣里。ネット上でも「演技の幅が広いから楽しみ」「いろんな役を演じてきたから今回も期待が高い」など好意的な声が続出。「水谷さんや蘭ちゃんも楽しみにされているでしょう」という“親目線”で見守る人もいた。