ロザン菅、マイナポイントの大盤振る舞いに疑問 「その発想はなかった」「視点が面白い」反響続々

[ 2022年10月17日 12:32 ]

「ロザン」の菅広文
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 お笑いコンビ「ロザン」が、17日までにYouTubeチャンネルを更新。菅広文(45)が、マイナンバーカード登録で付与される「マイナポイント」の疑問を口にした。

 河野太郎デジタル相は13日、現行の健康保険証を2024年秋に廃止してマイナンバーカードを代わりに使う「マイナ保険証」に切り替えると発表した。カードの交付率は今年9月時点で人口の49%。保険証廃止はカード取得の事実上の義務化と言え、23年3月末までにほぼ全ての国民に交付するとした政府目標へ向け、普及促進を図る。

 マイナンバーカードについて、菅は「僕の持論なんだけど、マイナンバーカードはあんまり普及してないやんか。その要因ってマイナポイントじゃないかなと思っていて」と吐露。「というのも、人って、何かしらのポイントがつくということは、何かしら向こうにメリットがあるからちゃうかなって思う生き物やと思う。いろんなことが紐づけされることを、嫌がる人が現状としている。マイナス点というか、セキュリティーを不安に思う人が一定数いて、そのマイナスを補うためのプラスだととらえてる人、おるんちゃうかなと思って」と疑問を口にした。

 話を聞いていた相方の宇治原史規は「マイナポイントを大盤振る舞いすればするほど、みんなが怪しがるということ?」と尋ねると、菅は「うん。俺は現にそうや」と回答。「2万円あげるから作ってください」ということに対し「怖ない?こう思う人はおるんちゃうかなと思って」と見解を示した。

 宇治原は「“ポイントつくから怪しい”と思うかどうかはわからないですけど…もしかしたら、日本で菅さん一人しかその見方をしている人はいないかもしれないけど」と前置きした上で「ええもんやから作ったんでしょ、と。何でポイントを与えて促さなあかんの、とは思う。僕もちょっと変だなと思う」と共感。その上で、セキュリティー対策や義務化へのについての人それぞれの見解の違いを解説した。

 この動画には「ポイント付きまっせ~=怪しいわ~めちゃくちゃ分かります」「ロザンのお二人の仰る通り政府は堂々と利便性を主張するべき」「ポイントが逆に反対派につけ入る隙を与えてしまった!その発想は無かったです!」「菅さんの視点面白い」「メリットを丁寧に説明し、国民の理解を得る、という部分がごっそり抜けているのに、その状態で“ほら!ポイントあげるから作ってね!”と目の前にエサを置かれても、警戒してしまいます」「菅ちゃん私が思ってる事言ってくれてる」とさまざまなコメントが寄せられた。

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2022年10月17日のニュース