甲本雅裕 大学時代に全国「ベスト8」だった競技とは?役者を志したきっかけも語る

[ 2022年6月15日 19:49 ]

俳優の甲本雅裕
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 俳優、甲本雅裕(56)が15日放送のNHKラジオ「武内陶子のごごカフェ」(月~金曜正午)に出演。全日本学生剣道選手権「ベスト8メンバー」だったと明かす場面があった。

 岡山県出身で兄は「ザ・クロマニヨンズ」の甲本ヒロト。自らの過去を語る中で、剣道を「小学校1年から大学出るまでやって」と切り出した。始めたきっかけは、勘違いだった。小学1年のころ、学校でスポーツ少年団の申込書をもらった甲本。当時の心境は「スポーツ少年団=野球しかない」。野球をしたかったこともあり、申込書の種目に目を通さず「すぐに母ちゃんに、これ(申込書)にサインしてくれって頼んだ」という。

 サインをもらい提出、最初の練習で向かった先は体育館…。「バットじゃないもの(竹刀)を振っているので、なんなんだろうこれって思ったのが最初でしたね」。野球だと思い込んでいたが、実は剣道に申し込んでいたそうだ。 しかし「負けず嫌いというか始めたことを途中で辞めるのがあれ(嫌)」な性格。「学校っていうものがあるうちはやろう」と決心した。その後は練習に励み、優秀な成績を収めた。岡山の高校で国体に出場、京都の大学では「全日本の団体でベスト8チームのメンバーでした」と打ち明けた。

 大学で完全燃焼したといい、就職する際は「剣道から離れたい」との考えが。「そこだけは思っていたので。剣道に1番遠いものは何だって考えた時、女性の服とかアパレルとかに行けば、剣道の香りがしなさそうだと思って」と、「婦人服メーカー」を選び2年働いたという。

 会社員時代にレンタルビデオ店が普及してきたとし、「こんなに簡単に映画を観られるんだ。映画って面白いな」と感じた。「僕の性格からしたら(婦人服メーカーに)定年までいるだろうと。映画を観ていると、別々の映画で同じ俳優が別の職業になっている。こんなに誰にもとがめられず職業を変える仕事っていいなって思って。そこからですね、俳優になりたいって思ったのは」と話していた。

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2022年6月15日のニュース