永野 お笑い養成所に入らなかった理由「俺のオリジナリティーを教師が直すんだ」 実はうらやましさも

[ 2022年6月15日 21:10 ]

お笑い芸人の永野
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 お笑いタレント永野(47)が15日、NHKラジオ第1「タカアンドトシのお時間いただきます」(水曜後8・05)にゲスト出演し、お笑いに対するこだわりを語った。

 95年に活動をスタート。当初からコンビではなく、ピンでステージに立っていた。憧れはとんねるずやダウンタウンだったが、「周りのお笑い好きな人が、みんなダウンタウンのまねとウッチャンナンチャンのまねみたいな。それがどうしても嫌で、オリジナルだろうと思って」。個性を重視した結果、1人での活動を決意した。

 ソロ活動には他にも理由があった。「まじめな話、相方を呼んで、その人の人生背負うのがめんどくさかったんですよ。自分が(ネタを)考えたかったんで、自分が考えていることをさせるというのが(嫌だった)」。また「1日ずっといるのが、想像するだけで気が重くなって、絶対に自分には無理」とも明かした。

 最近では有力事務所の養成所から芸人デビューするスタイルが定着しているが、永野が芸人を始めた当初は、東京に養成所が存在しなかった。「そういうのもいいのかな?みたいな勘違いで。“この俺のオリジナリティーを教師が直すんだ”みたいな」と、とがった思考も持っていたという。

 しかし、そんな発言とは裏腹に、本音も口にした。「うそついちゃったんですけど、本当のこと言っていいですか?東京NSC(吉本総合芸術学院)を1回目受けて、落ちました」。実は養成所入りに憧れていたといい、「めちゃめちゃ入りたかった。何期生って言葉に憧れてて。コンビも組みたかったっす」とすべて白状。タカから「何がオリジナルだよ?」とツッコミを受けていた。

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2022年6月15日のニュース