世良公則 熱唱話題に…「カムカム」定一役を引き受けた理由「自由に演技を」 音楽仲間の反響も明かす

[ 2022年6月15日 14:11 ]

歌手で俳優の世良公則
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 歌手で俳優の世良公則(66)が15日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)に出演。NHKの連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」出演を決めた理由と、出演後の反響について語った。

 世良はロックバンド「世良公則&ツイスト」としてデビューしてから今年で45周年を迎えた。1981年の解散後はソロ歌手、俳優としても活躍。「カムカムエヴリバディ」では初代ヒロイン・安子(上白石萌音)を主人公とする岡山編に喫茶店経営者・定一として登場。3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)を主人公とする京都編にも定一の息子・健一役として出演した。

 ドラマでは定一がジャズの楽曲「オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」を熱唱する場面があり、司会の黒柳徹子から「カムカムエヴリバディの熱唱が話題になった」と振られると、世良は「おかげさまで」と笑顔を見せた。

 これまでは「俳優としてお仕事をさせていただくときには歌にまつわる役柄とか、歌唱シーンとかがあるようなお仕事っていうのはずっとお断りを。どうしてもロックボーカリストの自分と、役柄の人物の歌っていうところで、どうしても線を引くのが難しくて、ずっとお断りしてたんですけど」としながらも、「今回、ちょっと思い切って。もう60も超えましたし、66に。で、こだわりとかもあまり持たずに、自由に演技をしてみようってことで今回、ジャズを歌わせてもらったんですけど」と明かした。

 ミュージシャン仲間からも反響が大きかったとし、「ミュージシャンって大体夜型だと思ってたんですけども、いろんなミュージシャンが“見てるよ”っていう」と世良。特に歌手の渡辺美里は朝からドラマを見ては世良に何度もLINEで「あれはどうなるんですか」とか、「あれはどうするんですか」などと送ってくるとした。さらに世良は渡辺とはライブでもよく顔を合わせていたが、そのたびに「世良さん、世良さん、あれはどうなるんですか」との質問が。世良はそのたびに口にチャックをする仕草とともに「内緒です」と回答していたとし、「答えも分かってるんですよ。僕が“内緒です”って言うの分かってるのに、ずーっと最終回まで聞いてきました」と苦笑した。

 また「意外とカムカムエヴリバディで、朝方になったミュージシャンって多いと思います」と嬉しそうに話した。

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2022年6月15日のニュース