オリックス 森が2戦連続決勝打で5月2度目の連勝「チーム全体よくなってきている」

[ 2024年5月25日 05:00 ]

パ・リーグ   オリックス9ー6西武 ( 2024年5月24日    ベルーナD )

<西・オ>試合後、ファンの声援に応えるオリックス・森 (撮影・白鳥 佳樹)
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 “ブラックフライデー”を主砲の一振りで抜け出した。オリックスは9回に森が2日連続の決勝打。5カードぶりにカード初戦を制し、金曜日は今季7戦目にして待望の初勝利を挙げた。

 「個人的にもよくなってきているし、チーム全体でもよくなってきている」

 9回1死一塁から、9戦連続安打の中川が今季初の猛打賞を決める左前打で一、二塁に好機拡大。7回2死一、二塁では右飛にたおれていた4番打者は、「初球から絶対に決めてやろうと思っていた」と西武・アブレイユの初球142キロを狙い撃ちした。左中間への適時二塁打で、2者を生還させ、二塁ベース上で力強くガッツポーズ。「逆方向に強い打球を打てるのは、一つのバロメーターでもあるので」。5月の月間打率を・345にまで上昇させ、手応えをにじませた。

 中嶋監督も「ああいうところで勝ち越してくれるってのは、(状態が)上がってきたかなって風に思いますけど」と、殊勲の一打を称えた。チームは5月2度目の連勝で、「序盤から粘り強く、諦めずに戦えている」と森。2戦連続で今季最多タイの9得点を挙げるなど、スタートにややつまずいた3連覇中の王者が勢いに乗ってきた。(阪井 日向)

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