大谷翔平 第2打席は遊ゴロも三塁走者生還して2戦ぶり打点 チームは継投策に失敗して5回に大量6失点

[ 2024年5月25日 08:12 ]

ナ・リーグ   ドジャース―レッズ ( 2024年5月24日    シンシナティ )

2回1死二、三塁で遊ゴロに倒れるドジャース・大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が24日(日本時間25日)、敵地でのレッズ戦に「2番・DH」で先発出場。3―3の2回1死二、三塁で迎えた第2打席は遊ゴロに倒れたが、三塁走者が生還して勝ち越しに成功した。

 ドジャースは先発パクストンが初回に3ランを被弾する苦しい立ち上がり。それでも打線は2回にテイラー、ベッツの適時打ですぐさま同点に追いつき、1死二、三塁の好機で大谷につないだ。大谷は三ゴロに倒れた初回に続いて右腕アシュクラフトの初球を狙ったが、外角シンカーを捉えられずに遊ゴロ。この間に三塁走者がホームを踏み、1点勝ち越した。

 第3打席は4―3の4回2死二塁で迎えた。この打席は2球を見送って簡単に追い込まれると、外角シンカーを打ち損じて遊ゴロ。際どいタイミングで大谷は駆け抜けて両手を広げてアピールしたが、送球が160キロ超を計測したこともある遊撃デラクルスの強肩が勝った。

 チームは5回に継投策が失敗し、3番手左腕ベシアが満塁弾を被弾するなど大量6失点。大谷は5―9の6回1死走者なしで第4打席を迎えたが、左腕モルのスライダーに泳がされて遊飛に倒れた。

 13連戦が終了し、オフだった23日に大リーグ機構は大谷が20日のダイヤモンドバックス戦の初回にマークしたバント安打を投手の失策に訂正すると発表した。これにより打率は.354から.348に下がり、史上5人目だった「開幕50試合で打率.350、10本塁打、10盗塁」に届かなくなった。打率は依然として両リーグトップも、1本減った69安打はアラエス(パドレス)に抜かれた。

 本塁打王争いでもブレーブスのオズナが22日のカブス戦で今季15号。2位の大谷は2本差をつけられており、再び量産態勢に入ることが期待されている。レッズの本拠グレートアメリカン・ボールパークで本塁打を打てば自身初で26球場目での一発となる。

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