MLB公式 カブス・今永昇太を「ここ1カ月で活躍したルーキー」1位に選出 「最も輝かしいストーリー」

[ 2024年5月25日 15:14 ]

MLB公式サイト(MLB.com)から

 大リーグ公式サイトは25日までに、「ここ1カ月で活躍したルーキー10人」を発表。ここまで両リーグトップの防御率0.84を誇るカブスの今永昇太投手(30)が1位で選出された。

 今永はここまで9試合に先発し5勝0敗。防御率0・84は両リーグトップで、防御率が公式記録になった1913年以降、新人投手のデビュー9先発では歴代最高となった。

 同サイトのケニー・ヴァン・ドーレン記者は「MLB.comでは毎月、過去30日間でどのルーキーが最も活躍したかを調査している。これは、どの選手が新人王を獲得するかを予想するものではなく、単にこの期間に期待の若手がどのようにプレーしたかを反映したものである」と前置きした上で結果を発表。「間違いなく、ショウタ・イマナガはメジャーリーグでの最初の2ヶ月間でスポットライトを浴びた」とし「4月では2位にランクインしていたが、結果を出し続けたことで首位に躍り出た」と1位に選出された経緯を説明した。

 さらに「地区優勝を狙うカブスのローテを率いるイマナガは、チームで最も効率的な先発投手であるだけでなく、2024年シーズンで野球界の最も輝かしいストーリーのひとつである」とメジャー全体で見ても非常に評価ができる投手だと理由を説明。続けて「サイ・ヤング賞と新人王候補の筆頭で、防御率1.00を切っている」と称賛し締めくくった。

 24日(日本時間25日)、今永はカージナルス戦に先発予定だったが、悪天候のため中止となった。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」のカブス番、マディー・リー記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、今永のスライドはなく、27日(同28日)から敵地で行われるブルワーズとの3連戦で登板すると投稿。あす25日(同26日)はタイロン、あさって26日はアサドが先発するとしている。

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