巨人・赤星「責任を果たせずに悔しい」 235日ぶり白星ならず 戸郷ノーノー翌日に3者凡退一度もなし

[ 2024年5月25日 15:22 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2024年5月25日    甲子園 )

<神・巨>2回を終えベンチに戻る赤星 (撮影・奥 調)
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 巨人の3年目右腕・赤星優志投手(24)が25日の阪神戦(甲子園)で今季5度目の先発登板。4回6安打2失点で降板し、昨年10月3日の中日戦(バンテリンD)以来235日ぶりとなる今季初勝利をまたも逃した。

 前夜の同戦で1学年下の戸郷翔征投手(24)がNPB史上89人目、101度目のノーヒットノーランを達成。その興奮も冷めやらないデーゲームで赤星は初回、森下、大山に連打を浴びるなど苦しい立ち上がりとなった。

 それでも初回は無失点で切り抜けたが、2回にも2安打されて1点先制を許した。先頭のノイジーに中前打され、犠打で1死二塁。この場面で木浪に148キロの内角直球を右翼線へ適時二塁打された。

 3回も中野に左前打され、吉川の失策で近本を塁に出した初回から3回連続で先頭打者を塁に出すと、4回には先頭の渡辺諒に2ボールからの3球目、内角シュートを左翼スタンドに1号ソロとされて2失点目。

 この回を投げ切ると、直後の5回、1死一塁の場面で代打・萩尾を出されて降板となった。

 赤星は今月1日のヤクルト戦(東京D)では初回オスナに6号3ラン、3回には村上に6号ソロを被弾して5回7安打4失点で降板し、今季3敗目。中継ぎに回った5日の阪神戦(東京D)では1回1安打無失点だった。

 その後は登板がなかったが、ここまで4勝0敗、防御率1.37の菅野智之投手(34)が体調不良のため16日に出場選手登録抹消となり、先発回避。代役が回ってきた赤星は18日の広島戦(マツダ)で勝利投手の権利が懸かった5回に逆転されて5回8安打3失点で降板し、今季4敗目を喫していた。

 赤星の投球内容は4回で打者17人に対して61球を投げ、6安打2失点。2三振を奪って四死球なし、直球の最速は150キロだった。

 ▼赤星 先発としての責任を果たせずに悔しいです。

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