まさかの乱調…ダルビッシュ自己ワーストタイ4被弾で2敗目 25回連続無失点から一転し6回途中7失点

[ 2024年5月25日 13:11 ]

インターリーグ   パドレス0-8ヤンキース ( 2024年5月24日    サンディエゴ )

6回途中でマウンドを降りるパドレス・ダルビッシュ(AP)
Photo By AP

 パドレスのダルビッシュ有投手(37)が24日(日本時間25日)、本拠でのヤンキース戦に先発。自己ワーストタイの1試合4本塁打を浴び、今季ワーストとなる6回途中7失点で2敗目を喫した。

 立ち上がり、先頭・ボルピにいきなり左翼線三塁打を浴びると、1死から主砲・ジャッジに左犠飛を許し失点。4月14日(同15日)のドジャース戦の5回からメジャー自己最長となる25イニング連続無失点中だったが、早くも途切れた。

 3回も1死二塁からソトに高めに浮いたシンカーを狙われ、2ランを浴びると、続くジャッジにも3戦連発となる左越え16号ソロを被弾。次打者・バートゥーゴにも左翼フェンス直撃の安打を浴びると、続くスタントンに2ランを浴び、この回だけで3被弾した。

 4回も立ち直ることができず、先頭・トーレスに中越えソロを浴び7点目を失った。6回1死一塁でバーティを空振り三振に仕留めたところで球数が80球を超え、降板となった。

 1試合4被弾はカブス時代の2019年8月21日のジャイアンツ戦、2021年9月13日のジャイアンツ戦、2023年7月24日のパイレーツ戦に続いて4度目で、メジャー自己ワーストタイとなった。

 打線も相手先発・ロドンを攻略できず、チームはヤンキースに完敗を喫し勝率5割に逆戻りした。

 ダルビッシュは前回19日(20日)のブレーブス戦で7回無失点と好投。今季4勝目を挙げ、史上3人目となる日米通算200勝を達成。過去に日米通算200勝を達成しているのは元ドジャースの野茂英雄(日本78勝、米国123勝=計201勝)と元ドジャースの黒田博樹(日本124勝、米国79勝=計203勝)の2人だけ。

 この日の試合で白星をつかめば、野茂に勝利数で並ぶことになったが、悔しいマウンドとなった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月25日のニュース