タイガース・前田健太が5回無失点で今季2勝目 ウイルス性疾患からの復帰登板で連敗5で止める救世主に

[ 2024年5月25日 10:18 ]

ア・リーグ   タイガース6-2ブルージェイズ ( 2024年5月24日    デトロイト )

ブルージェイズ戦に先発したタイガース・前田(AP)
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 ウイルス性疾患のため15日間の負傷者リスト(IL)入りしていたタイガース・前田健太投手(36)が24日(日本時間25日)、本拠でのブルージェイズ戦で復帰登板し、5回無失点。17日ぶりのメジャーマウンドで今季2勝目を挙げた。チームも連敗を5で止めた。

 前田は初回、2死からゲレロに二塁打を許し、次打者・ビシェットにも右前打を浴びたが、生還を狙ったゲレロを本塁でタッチアウト。味方の好守備もあり、無失点で切り抜けた。

 5回は先頭・スプリンガーに左前打を許したが、後続を断ちスコアボードに0を並べ続けた。5回までで許した安打は4本。74球ながら復帰登板とあってか、6回からは救援陣に後を託し、ベンチで戦況を見守った。

 打線も2回に6番・キースがメジャー初本塁打となる先制ソロを放つと、4回にもビアーリングの犠飛、キースの押し出し死球などで3点を追加。5回にもカーペンターに2ランが飛び出し、右腕を大量援護した。

 チームは投打がかみ合って、連敗を5で止めた。5連敗中の総失点は41点だったが、ベテラン右腕が好投を見せ、救世主となった。

 前田は7日(同8日)のガーディアンズ戦で2回7失点で降板。その後、11日同(12日)に球団がウイルス性疾患のため、8日にさかのぼってIL入り。19日(同20日)に傘下3Aでリハビリ登板し、3回3安打1失点だった。

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