やっぱり“雨男”カブス・今永 6連勝かかるカージナルス戦は雨天中止に 生中継のNHKも無念

[ 2024年5月25日 10:45 ]

ナ・リーグ   カブス-カージナルス ( 2024年5月24日    セントルイス )

カージナルスの本拠ブッシュ・スタジアムではレインポンチョを着て試合を待つファンの姿も(AP)
Photo By AP

 カージナルスは24日(日本時間25日)、同日のカブス戦について悪天候のため、中止を発表した。同戦はカブス・今永昇太投手(30)が先発予定だった。

 この日の試合は日本時間午前9時15分開始予定だったが、開始遅延を発表。一度は同9時55分開始とアナウンスされたものの再び、遅延が決まった。その後、中止が発表された。

 先発予定だった今永は一度、ベンチからブルペンへ移動したものの再度の遅延が決まったことから、10分も経たないうちに再びベンチへ。グラウンドを行ったり来たりする姿が見られた。

 今永はここまで9試合に先発し5勝0敗。防御率0・84は両リーグトップで、防御率が公式記録になった1913年以降、新人投手のデビュー9先発では歴代最高となった。日本投手のデビューからの連勝記録は、02年石井一久(ドジャース)、14年田中将大(ヤンキース、現楽天)の6連勝で、今永が白星をつかむと、両者に並ぶ一戦だった。

 今永はDeNA時代から「雨男」として知られ、2017年はチームのレギュラーシーズン7度の雨天中止のうち、4試合で先発予定だった。また、同年のクライマックスシリーズも2試合、雨で中止になっている。

 また、NHKもBSでこの試合を生中継する予定だったが、無念の中止に。NHKは日米通算200勝がかかっていたパドレス・ダルビッシュが先発予定だった18日(同19日)のブレーブス戦も生中継予定だったが、雨天中止となっている。ダルビッシュが翌19日(同20日)にスライド登板したことを受け、この試合を生中継した。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月25日のニュース