ヤクルトが今季6度目の零敗…好投のヤフーレを打線がまたも見殺し 「打つ方は消極的だった」と高津監督

[ 2024年5月25日 17:30 ]

セ・リーグ   中日1―0ヤクルト ( 2024年5月25日    バンテリンドーム )

<中・ヤ>交代を告げる高津監督(撮影・椎名 航)
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 ヤクルトが敵地で中日に0―1で敗れ、今季6度目の零敗を喫した。

 先発・ヤフーレがまたしても援護に恵まれずに見殺しにされた。2回にディーカーソンに先制の右越えソロを浴びたものの、以降は打線の援護を信じて7回4安打1失点と好投した。何とか逆転したかったが、自慢の打線が相手先発・メヒアの前に沈黙。攻略の糸口をつかめないまま散発の3安打無得点に封じ込まれ、三塁すら踏めずに見せ場なく敗れた。

 ヤフーレはこれで自身3連敗となったが、先発した直近3試合のチームの得点は合計でわずか1点。5月18日の阪神戦(甲子園)も6回1/3を3安打1失点と好投しながらチームは0―1で敗れている。好投が報われない登板が続いているが「それが野球なので。シーズン序盤は野手陣が打って自分に勝ち星がついていた。今はそれが逆になっているけど、その辺は特に心配していないです」と冷静に受け止めていた。

 高津監督も「1―0だからね。何とか追いついてと思ったけど、ちょっと打つ方は消極的だったかな。積極的にスイング仕掛けていってもいいんじゃないかな。甘い球もあったのかもと思います。ストライク見逃して、ボールをスイングして、空振りして、打たされてというシーンが目立ったかな」と嘆いた。

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