ヤクルト・村上　V3＆再び看板弾だ！　今年も「オープンハウス」当てる

フリー打撃で柵越えを連発する村上（撮影・沢田　明徳）
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　日本ハム―楽天戦の先行開幕に続いて、31日には残り10球団が今季初戦を迎え、本格的にプロ野球のシーズンが幕を開ける。ともにWBCで活躍した20、21年2冠王の巨人・岡本和真内野手（26）は東京ドームで中日と、昨季3冠王のヤクルト・村上宗隆内野手（23）は神宮で広島と激突。ペナントレースに加え、新旧打撃タイトルホルダーの戦いにも注目が集まる。

　ヤクルト・村上は、開幕戦前日のフリー打撃で39スイング中、17本の柵越え。5連発も披露した。

　WBCで世界一に輝いてから1週間。既に頭は「打倒ヤクルト」を掲げる5球団との戦いに切り替えている。「どのチームも手ごわいですし、143試合は長いですけど、最終的に優勝するという目標だけ忘れずにやれば必ず勝てると思う」と言い切った。昨季は2試合欠場。全試合4番出場に向けて「もちろんその打順を、ケガせずに打てるように頑張りたい」と話した。

　その先に見据えるのは、チームでも個人でも最高の成績を残すこと。「3連覇と日本一奪還、個人としてはキャリアハイを目指して頑張りたいと思います。（個人成績は）全部にこだわっていきたい」と2年連続3冠王も目標に掲げた。

　昨年日本選手最多の56本塁打を記録した偉業を称え、村上に3億円のマンションを贈呈したオープンハウスは今年も神宮バックスクリーン上部の同社看板や、特設エリアを直撃した選手に「東京の家」をプレゼントすると発表。自身の開幕戦初アーチが「オープンハウス弾」となる期待も膨らむ。（伊藤　幸男）