【センバツ】決勝初進出の山梨学院・V打の高橋「何でインタビュー、俺じゃないんだ」エース林からツッコミ

[ 2023年3月31日 13:59 ]

第95回選抜高校野球大会準決勝   山梨学院6-1広陵 ( 2023年3月31日    甲子園 )

<第95回選抜高校野球大会 第11日 広陵・山梨学院> 9回、同点の適時打を放ち、猛攻の口火を切った山梨学院・高橋 (撮影・須田 麻祐子)
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 山梨学院が春夏通じて初の決勝進出を決めた。

 1-1の9回、先頭・星野泰輝(3年)が左前打で出塁すると、1死二塁から高橋海翔(3年)が中前適時打を放ち、勝ち越しに成功。佐仲大輝(3年)も右翼線への適時三塁打、進藤も左越え適時二塁打で続くなど、この回一挙5点を奪い、試合を決めた。

 試合後、決勝打を放った高橋は「こういうロースコアになることは分かっていたので、1点をもぎ取って決勝タイムリーが自分でとてもうれしく思ってます」と笑顔。「自分が決める気持ちはなくて、とにかく後ろに回す気持ちで打席に入りました。打った感触は覚えてないですけど、とにかく食らいついた感じです。(歓声は)とても聞こえてました。気持ちよかったです」と白い歯を見せた。

 エース・林謙吾(3年)も広陵打線に毎回の10安打を浴びながら1失点完投。それだけに試合後、林から「何でインタビュー、俺じゃないんだ」と言われたと明かし「俺が打ったからだと答えました」と茶目っ気も見せ「よく1点で抑えてくれた」と右腕をねぎらった。

 県勢初の決勝進出を果たし「今日の準決勝を決勝だと思って全力で行ったので、明日のことは考えてないです。とにかく全力で頑張りたいです」と意気込んだ。

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