広島・菊池　痛恨すぎる走塁ミス…反撃ムードが一転　田中の大飛球に戻り切れず併殺に

セ・リーグ   広島ーヤクルト （ 2023年3月31日    神宮 ）

＜ヤ・広＞6回無死一塁、田中の中越えへの打球はフェンス手前でキャッチされ一塁走者の菊池は戻れず併殺（撮影・長久保　豊）
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　広島は31日、今季開幕戦でヤクルト（神宮）と対戦した。0－2の6回に菊池涼介内野手（33）が痛恨の走塁ミスをする場面があった。

　2点を追う6回。先発・小川の前にわずか2安打と抑えられていた打線だが、先頭の8番・菊池が三塁へ鋭い当たりを放つと、この打球を三塁手・村上がはじくエラーで出塁した。

　9番・大瀬良の打順で新井監督は勝負に出た。代打・田中を送り出して、大瀬良の降板を決断した。何としてでも1点でも返したいところで、田中は2球目の真っすぐを捉えた。

　打球は右中間へ飛んだが中堅手・濱田が捕球しアウトとなった。すると、濱田が一塁へ大遠投。一走・菊池は打球を見ずに走っており、すでに三塁付近へ到達していた。慌てて一塁へ戻るも、間に合わず痛恨の併殺となってしまった。