メッツ 今度はバーランダーが…「へこむね」大円筋の損傷で負傷者入り、少なくとも2試合は先発回避

[ 2023年3月31日 08:27 ]

メッツのバーランダー(AP)
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 メッツのジャスティン・バーランダー投手(40)が右大円筋の軽度の損傷で負傷者入りした。30日(日本時間31日)開幕戦の始まる直前に発表、球団は1週間以内に再検査を行う。長期の離脱ではないが、少なくとも2試合は先発を飛ばすことになる。オフに2年総額8660万ドルで契約したバーランダーは「へこむね。こんなふうにメッツでのキャリアをスタートしたくなかった」とがっかりしている。大リーグ公式サイトが報じた。

 メッツは投手陣にケガが相次ぎ、エドウィン・ディアス(右ひざ手術)、ホセ・キンタナ(左あばら骨手術)、ブライス・モンテスデオカ(トミージョン手術)、サム・クーンロッド(右広背筋の痛み)、エリーザ・エルナンデス(右肩の痛み)が投げられなくなった。バーランダーはオープン戦最後の登板で直球の球速が上がっていなかった。本人はメカニックの問題と片づけていたが、右のわきの下に不快感があり、次のブルペンではひりひりする感じが出た。球団スタッフに報告し、MRI(磁気共鳴画像)を撮ったところ、肩甲骨から上腕骨につながる筋肉、大円筋に軽度の損傷が見つかった。バーランダーは昨季も公式戦の終盤とポストシーズンに同じような症状があったが、そのまま投げていたと明かす。しかしながら今回は開幕時で長いシーズンが始まるところゆえ、リスクを避けた。「用心深く、賢明に判断した」と本人は説明している。バーランダーに代わって右腕タイラー・メギルがローテーション入りする。

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2023年3月31日のニュース