開幕遊撃の阪神・小幡が3安打2打点1盗塁　表情は初々しく「緊張してふわふわしていた」

セ・リーグ   阪神6―3DeNA （ 2023年3月31日    京セラD ）

＜神・D＞8回、左前適時打を放ち筒井コーチ（左）とタッチをかわす小幡（撮影・大森　寛明）
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　開幕戦に「8番・遊撃」で先発した阪神・小幡が、3安打2打点1盗塁と躍動した。

　「緊張してふわふわしていた。やるべきことをやった。勝ててよかった」

　2回、梅野の先制左前適時打に続いて、左腕・石田から中前適時打。一気に試合の主導権を握ると、4回1死一塁で迎えた第2打席では12球粘った末に再び中前打。8回2死三塁でも貴重な6点目をたたき出す左前適時打を放った。

　「（粘った打席は）しっかりと投手に向かっていけた。その後に安打も出てよかった」

　守っても4回先頭・佐野の頭上を襲うライナーをジャンプ一番で好捕。抜けていれば長打は免れない打球だっただけに、ピンチの芽を摘むファインプレーだった。