オリックス 森友哉の起死回生弾から大逆転勝ち 延長10回に宗が決勝弾 先発・舜平大は1失点好投

[ 2023年3月31日 21:21 ]

パ・リーグ   オリックス3-2西武 ( 2023年3月31日    ベルーナD )

<西・オ(1)>9回、森が同点ソロを放つ(撮影・村上 大輔)
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 オリックスは開幕戦となった31日の西武戦で大逆転勝利を収めた。立役者の一人が、国内フリーエージェント権を行使し、今季から新加入の森友哉捕手だった。

 高卒3年目で開幕投手を務めた山下舜平大は6回途中まで4安打1失点と好投。2番手の宇田川もピンチをしのぎ、試合をつくったが、7回に登板した3番手・阿部が愛斗に勝ち越し本塁打を許した。

 打線も5回の野口の適時打だけで1点止まり。西武・先発の高橋光成に8回1失点と牛耳られた。このまま1点差で負けてしまうのか、と思われた9回2死無走者だった。期待の森が、青山から初球のフォークを右中間席へ運ぶ値千金の同点弾。試合を振り出しに戻す起死回生の一発を古巣の本拠地でお見舞いした。

 さらに延長10回、先頭の宗が3番手・ティノコから勝ち越し弾。この試合初めてリードを奪うと、10回は守護神・平野佳がピンチを背負ったが何とか抑え、見事に逆転勝ち。パ・リーグ3連覇へ好発進となった。

 古巣本拠地でヒーローインタビューを受けた森は「開幕どうなるかなと思ったが、しっかり勝てて、明日以降も良い流れで試合ができればいいなと思います」と逆転勝ちにほっと一安心。この日は第1打席では、古巣ファンからブーイングと拍手が入り混じる一幕もあったが、最後は一部の西武ファンからも拍手が飛ぶ光景があった。

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