巨人・原監督 9回に大勢じゃなかったのは「マウンドに上げる状況ではなかったということ」

[ 2023年3月31日 22:17 ]

セ・リーグ   巨人3―6中日 ( 2023年3月31日    東京D )

<巨・中>初回から厳しい表情の原監督(中央)ら巨人首脳陣(撮影・西川祐介)
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 巨人は2年連続同一カードとなった中日との開幕戦で競り負け、2019年以来4年ぶりの黒星発進となった。

 パイレーツから加入したビーディが球団史上初となる新助っ人開幕投手を務めたが、初回に開始5球で先制点を与え、3回までに2失点。それでも10安打を打たれながら粘りの投球を披露し、6回2失点と試合をつくって降板した。打線は4回に1点差と迫る1号ソロを放っていた中田翔が1―2で迎えた8回には右翼線へ2点適時三塁打を放ち、3―2と逆転。だが、直後の9回に岡本和の悪送球からピンチを招いてロペス、高梨、直江の継投で一挙4点を失った。

 巨人・原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――8回にいい形で逆転。
 「そうですね。まあ、よく逆転、粘って戦いましたけどね、今日に関しては相手に軍配が上がったということですね」

 ――9回は大勢ではなかった。
 「今日はマウンドに上げる状況ではなかったということですね」

 ――明日以降は様子を見ながら。
 「そうですね。そういうことですね」

 ――ビーディについて。
 「粘り強く、まあ緊張もあったのかもしれないし、6回を2点に抑えてくれた。いいことだったと思いますね」

 ――船迫が好救援。
 「大江も船迫もね、ああいう場面でもしっかり投げられているのはいいことですね」

 ――長嶋さんが観戦。
 「非常に元気そうに、久しぶりだったんですけどね。WBCに出た4人に対してね、よく頑張ったねというところのね、それと今年始まるという激励ということですね。私も大変、良かったと思っています。お元気そうで何よりです」

 ――明日に向け。
 「このような感じで戦っていけばね、大丈夫だと思います。結果的には今日は負けたけどまた明日フラットの状態から戦っていくというところですね」

 ――声援が戻って。
 「昔はね、ちょっとした声が全部聞こえているような状況だったのがね、今は大声でもなかなか聞こえないような、元の日本のプロ野球が戻ってきたなという感じはしますね」

 ――中田の打撃。
 「ねえ、凄いね。凄いと思います」

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