広島・新井監督、零敗で初陣飾れず…“村神様”に被弾、走塁ミスも響いた

[ 2023年3月31日 20:42 ]

セ・リーグ   広島0―4ヤクルト ( 2023年3月31日    神宮 )

<ヤ・広>ベンチの新井監督(撮影・沢田 明徳)
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 広島はヤクルト投手陣から得点を奪えず、新井監督の初陣を飾れなかった。

 5年連続で開幕戦の先発マウンドに上がったのは大瀬良。過去4度の開幕戦は3勝0敗、防御率1・45と結果を残してきたが、今年は昨年の3冠王・村上が立ちはだかった。

 初回は2死二塁のピンチを招くと、カウント2―1から低めの変化球をバックスクリーン左に運ばれ、先制2ランを被弾。警戒レベルをマックスに高めて勝負を挑んだが、軍配は相手主砲に上がった。

 攻撃では走塁のミスが響いた。初回は2死から秋山が左前打で出塁。続くマクブルームの打席で二盗を試みるも、投手の小川が2球目を投じる前にスタートに気づき、一塁へ送球。秋山は一、二塁間で挟まれ、得点圏に進むことはできなかった(記録は盗塁死)。6回も先頭の菊池が三塁失策で塁に出たが、続く代打・田中の中飛で、菊池は二塁を回ったところで捕球したのを確認。慌てて一塁に戻ったが、痛恨の併殺となった。

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