中日 “ロドリゲス騒動”吹っ飛ばした! 小笠原の145球力投報われた!9回逆転で開幕白星スタート

[ 2023年3月31日 21:53 ]

セ・リーグ   中日6―3巨人 ( 2023年3月31日    東京D )

<巨・中>5回、力投を続ける小笠原 (撮影・西川祐介)
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 中日は31日、東京ドームで迎えた巨人との開幕戦で見事な逆転勝ちを収めた。

 初回、昨季最多安打のタイトルを獲得した1番・岡林の中堅への当たりをブリンソンが後逸、一気に三塁まで到達(記録は三塁打)すると、続く2番の大島が適時打を放ち先制に成功。3回には再び岡林、大島が連打を放つと、4番に入った新外国人・アキーノが遊撃への適時内野安打を放ち、追加点を挙げた。

 投げては自身2度目の開幕投手としてマウンドに上がった先発・小笠原が懸命に腕を振った。4回先頭の中田にソロを浴びたが、150キロ前後の直球に変化球を織り交ぜ7回まで1失点。しかし8回、中田に今度は右翼への適時三塁打を浴び逆転を許し降板。球団史上最年少20歳でつかんだ前回18年3月30日の開幕戦登板(広島戦)は6回5失点。145球の力投も、2度目の登板も白星をつかむことはできなかった。

 8回に逆転を許す展開。本来ならば「8回の男」ロドリゲスが控えているはずだったが、亡命報道で消息不明という運の無さもあった。

 しかし、直後の最終9回。岡林のフィルダースチョイスで同点に追いつくと、高橋周が勝ち越しとなる左翼への適時二塁打。続くアキーノも犠飛を放ち、一挙4得点で逆転に成功した。

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2023年3月31日のニュース