レッドソックス吉田正尚　マルチ安打デビューに指揮官「いい選手だ」「シンプルなスイングができる好打者」

ア・リーグ   レッドソックスーオリオールズ （ 2023年3月30日    ボストン ）

＜レッドソックス・オリオールズ＞8回、この試合2本目となる安打を放ち、マウントキャッスル（右）と話しながら安心したようなジェスチャーをする吉田（撮影・光山　貴大）
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　レッドソックスの吉田正尚（29）が30日（日本時間31日）、本拠地・フェンウェイパークでの開幕戦、オリオールズ戦に「4番・左翼」で出場。試合には敗れたが、4打数2安打1打点と自らの仕事をキッチリと果たした。

　9―10で惜しくも敗れたゲーム後、レッドソックスのコーラ監督も吉田のプレーを称えた。試合後のコーラ監督の一問一答は以下の通り。

　――新左翼手（吉田）のプレーをどう見たか。
　「いい選手だ。いい守備をしたし、いい打撃もしていた。まだ初日で、慣れているところだ。（日本では）ほとんどの時間をドームでプレーしていて、移動もそれほど大変ではない。今日は彼にとって少し違う経験だったが、全体にいい仕事をしてくれた」

　――8回の第4打席ではインコースの95マイルの球を右翼線に打ち返した。
　「（9回の）最後の打席もいい打席だった。彼は球速には遅れない。（日本にも）速い球を投げる投手はいるから問題ではない。彼はとても規律が取れているから、厳しい球もしのげるし、（8回の打席のように）機会を見て仕留められる。彼は大丈夫だよ。シンプルなスイングができる好打者だ。フィールド全体を使って打ってくれる」