山梨学院・林　広陵・真鍋意識せず「自分の投球を」

鳴尾浜臨海公園野球場で練習した山梨学院ナイン（撮影・柳内　遼平）
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　第95回選抜高校野球大会は、31日に準決勝が行われる。春夏通じ初の4強に進出した山梨学院は昨年の明治神宮大会で準優勝した広陵（広島）との一戦に向け、兵庫県西宮市内で約2時間、練習を行った。相手の主砲でプロ注目の真鍋慧（3年）は打率・545と好調を維持しているが、最速140キロ右腕・林謙吾（3年）は「今までも相手は意識していない。自分の投球をしたい」と見据えた。

　ここまで全4試合に先発し33回2/3を投げて防御率は1・34。四死球はわずか2と抜群の制球力を誇るエースは毎試合後、温泉施設で温水と冷水に交互に入る「交代浴」で「なるべく疲れが取れるようにしてきました」という。疲労を回復して挑む大一番。誰にもマウンドを譲らず、最後まで投げきるつもりだ。（柳内　遼平）