【ヌートバーと一問一答】開幕初スタメンで6打席3出塁、ファンの声援は「最高。いつもゾクゾクする」

[ 2023年3月31日 10:57 ]

8回裏、ヌートバーからの攻撃前に大型スクリーンに流れたWBC映像
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 カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手は30日(日本時間31日)、「2番・左翼」でメジャー3年目にして開幕初スタメン。4打数1安打2四球1得点と6打席で3度出塁するらしい働きを見せた。初回は無死一塁から四球で繋ぎアレナドの先制適時打を呼んだ。6回は2死からドノバン、ヌートバー、ゴールドシュミッドがいずれも逆方向への3連続単打で得点。8回もヌートバーの四球からゴールドシュミッド、アレナドが連続二塁打を放ち一時は9―8と逆転に成功したが、9回に投手陣が崩れ逆転負けを喫した。試合後、ヌートバーの一問一答は以下の通り。

 ーーメジャー初の開幕スタメン。
 「いい感じだったね。望んでいた結果ではなかったが、次の試合に繋げられるようなポジティブなことがたくさんできたと思う。今日のことから多くのポジティブなことを得られたと思う」

 ーーファンの声援を聞いて。
 「最高だったね。いつもゾクゾクする。ここのファンはね。素晴らしいファンであり、素晴らしい野球ファン、素晴らしいベースボールタウンだ。彼らは忠実で素晴らしい人々なんだ。彼らの声援を聞くたびにゾクゾクする」

 ーー6回の攻撃は2死から逆方向への単打3本。これが「grind」(コツコツ繋げる)野球。
 「その通りだ。ドノバンがいい仕事をし、僕にいいアイデアをくれた。左打者として私は見ることができた。そして、ゴールドシュミッドがやっていることも明らかにそうだった。とてもいい攻撃だった」

 ーー8回の攻撃前の大型スクリーンは見たか。
 「見たよ。ちょっとクールだね(笑)」

 ーー8回は自身の四球からゴールドシュミッドとアレナドの二塁打で一時は逆転。
 「ゴールドシュミッドとアレナドは最高の選手だ。彼らは今日、僕らにできることを見せてくれた。彼らが明らかにゲームで最高のふたりだというのがわかる。そして、あれが彼らの仕事なんだ。僕は彼らからできるだけ多くのことを学び、彼らのように上手くなりたいんだ。だから楽しみ。彼らがスイングし、いい状態になっていることに驚きはまったくない」

 ーー開幕でナーバスになったのか、それとも楽しかったのか。
 「少し緊張もしたし、楽しくもあった。WBCはそういう緊張や大きな状況に対応するための準備の場でもあった。ファンの前でプレーする時は開幕でもいつでも興奮を味わうことができる」

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