【センバツ】“逆転の報徳”だ!報徳学園が5点差はねのけ21年ぶり決勝 7、8回エース前田撃ち

[ 2023年3月31日 16:14 ]

第95回選抜高校野球大会準決勝   報徳学園7-5大阪桐蔭 ( 2023年3月31日    甲子園 )

<報徳・大阪桐蔭>7回無死一、三塁、報徳・宮本は同点適時打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 報徳学園が逆転勝ちで前回優勝した02年以来、21年ぶりの決勝進出を決めた。

 先発・盛田智矢(3年)が3回、2四球から崩れ、徳丸に適時打を浴び先制点を許すと、続く南川にも四球を与え2死満塁で降板。後を継いだ間木歩(2年)も連続適時打を浴びるなど、この回だけで5点を失った。

 それでも打線が直後の3回裏、間木の適時内野安打、山増達也(3年)の左犠飛で2点を奪取。3点を追う7回に林純司(3年)の適時二塁打などで3点を奪って5-5に追いついた。

 さらに、8回は相手エース・前田悠伍(3年)を攻め、1死一塁から4番・石野蓮授(3年)の左越え適時二塁打で勝ち越しに成功。西村大和(2年)にも適時打が飛び出し、リードを2点に広げた。

 投手陣は盛田、間木とつないで最終回は3番手・今朝丸裕喜(2年)がリードを守り抜き、試合を締めた。

 大阪桐蔭と甲子園で対決したのは2008年夏の準々決勝以来で、当時は4-7で敗戦。見事に雪辱を果たした。

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