【センバツ】大阪桐蔭・西谷監督は試合後、母校・報徳学園の大角監督を称える 勝利記録は夏以降に持ち越し

[ 2023年3月31日 16:45 ]

第95回選抜高校野球大会準決勝   報徳学園7-5大阪桐蔭 ( 2023年3月31日    甲子園 )

(<報徳学園・大阪桐蔭>準決勝で敗れ、報徳学園・大角監督(右)をねぎらう大阪桐蔭・西谷監督(撮影・成瀬 徹)
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 大阪桐蔭は逆転負けを喫し、史上初の2度目の選抜連覇はならなかった。

 3回に5点を先制も中盤以降、報徳学園の打線に飲み込まれ、5-2の7回に3点を奪われ、追いつかれると、8回にはエース・前田悠伍(3年)が相手4番・石野に決勝打を浴びるなど2点を失い試合をひっくり返された。

 西谷浩一監督は、この試合に勝利すれば春夏通算68勝となり、智弁和歌山などで指揮を執った高嶋仁氏に並んで歴代最多タイ、春通算は32勝となり中村順司氏(PL学園)を抜いて歴代1位となったが、記録は夏以降に持ち越しとなった。

 また、指揮官にとって報徳学園は母校。試合後、大角健二監督の元へ向かい、握手を交わし互いの健闘をたたえ合い、甲子園のスタンドからは大きな拍手が送られた。

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