大谷翔平 “WBC効果”で開幕戦も緊張なし「クローザーでいった時の方が緊張…プラスになった」

[ 2023年3月31日 15:32 ]

ア・リーグ   エンゼルス1―2アスレチックス ( 2023年3月30日    オークランド )

試合後の囲み取材に応じる大谷(撮影・柳原 直之)
Photo By スポニチ

 大リーグが30日(日本時間31日)に開幕し、エンゼルスの大谷翔平投手(28)は敵地オークランドでのアスレチックス戦に「3番・投手兼DH」の二刀流で先発出場。6回まで毎回の10三振を奪い、2安打無失点で勝利投手の権利を持って降板したが、8回に救援陣が逆転を許して白星は消滅した。打っては第2打席で今季初安打を放つなど3打数1安打1四球だった。エ軍は1―2で敗れた。

 試合後、大谷は世界一に輝いたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の“効果”を口にした。独特の緊張感がある開幕戦のマインドに上がったが「WBCの最後のクローザーでいった時の方が緊張はしていた」と言い、「ああいうシチュエーションをスプリングトレーニングの期間中にできたことは、僕的にはプラスじゃないかなと思います」と話した。

 大谷は開幕前、打者でWBCを含め出場全14試合で出塁し、打率・474(38―18)、3本塁打、14打点をマーク。投手としては、WBCでは胴上げ投手になるなど2勝1セーブで、24日(日本時間25日)に特別ルールで行われたダイヤモンドバックス傘下マイナー球団との試合で4回2/3、81球を投げ4安打1失点で8奪三振。中5日でこの日の開幕戦を迎えた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月31日のニュース