【センバツ】大阪桐蔭・前田「冷静さを欠いてしまった」8回に決勝打許し「この負けを糧に」と雪辱誓う

[ 2023年3月31日 18:28 ]

第95回選抜高校野球大会準決勝   大阪桐蔭5-7 ( 2023年3月31日    甲子園 )

<報徳・大阪桐蔭>8回1死一塁、報徳・石野に勝ち越しの適時二塁打を浴びる大阪桐蔭・前田(撮影・平嶋 理子)
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 大阪桐蔭は報徳学園に逆転負けを喫し、史上初の2度目の選抜連覇を逃した。

 エース・前田悠伍は7回、5-4と1点差に迫られ、なおも無死一、三塁のピンチで登板も代打・宮本の左ゴロで同点に追いつかれた。さらに、8回は1死一塁から相手4番・石野に左越え適時二塁打を浴び、勝ち越し点を与えると、西村にも適時内野安打を浴び、2失点。2回3安打2失点となった。

 試合序盤からブルペンで肩をつくるなど「いつでもいける準備はしていましたが、ちょっと冷静さを欠いてしまったところはありました。相手の流れを自分が止められなくて悔しいです」と反省。それでも涙を見せることなく真っ直ぐ前を見つめ「この負けを糧にしていけるように進んで行けたら」とエースとして主将として敗戦を受け止め、夏への雪辱を誓った。

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