DeNA黒星発進…石田が4回4失点で開幕投手として3連敗　9回1死満塁の好機生かせず

セ・リーグ   DeNA3―6阪神 （ 2023年3月31日    京セラD ）

＜神・D＞2回無死満塁、先制されてマウンドに集まる石田（右）らDeNAナイン（撮影・北條　貴史）
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　DeNAは31日、阪神との開幕戦（京セラドーム）に3―6で敗れ黒星発進。自身3度目の開幕投手を務めた石田健大投手（30）は4回5安打4失点（自責点3）と崩れ、またも敗戦投手となった。

　石田は17、18年以来3度目の開幕マウンドとなったが2回に先制を許す。先頭の大山、佐藤輝に連打され、続く森下の三塁への当たりを林がファンブルしてしまい、無死満塁のピンチを迎えた。すると梅野に左前適時打、小幡には中前適時打、近本の左犠飛により3点を失った。

　4回には1死一、三塁から相手先発の青柳にスクイズを決められ1失点。4回を終え、打者19人に対し89球、被安打5、奪三振3、与四球2の4失点（自責点3）とう内容で降板することになった。

　打線は青柳の前に4回までパーフェクトピッチングを許すなど苦しめられていたが6回、代打・京田の“移籍後初安打”となる左前打を足掛かりに2死一、二塁のチャンスをつかむと、青柳が降板。ここで代打・宮崎が代わったばかりの岩崎から中前打を放ち1点を返した。

　1―5とした8回には5番手K・ケラーを攻め、京田の四球と佐野の二塁打により無死二、三塁のチャンス到来。代打・ソトは空振り三振に倒れるも、またも宮崎が中前2点適時打を放ち2点差に詰め寄った。

　しかしその裏、4番手・入江が2死三塁から小幡に左前適時打を浴び1失点。9回は1死満塁のチャンスを得たが佐野が空振り三振、ソトが遊飛に倒れ無得点に終わり、3―6で試合終了。

　石田は17年中日戦は6回8安打3失点で黒星、18年ヤクルト戦は5回7安打5失点（自責点2）で敗戦投手になっており開幕投手として3連敗を喫した。