「現役ドラフト」組 移籍した12選手中5選手が開幕1軍 オコエはスタメンで4の0、2三振

[ 2023年3月31日 22:29 ]

<巨・中>8回、見逃し三振に倒れたオコエ (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 プロ野球のセ・パ両リーグは31日、各地で5試合が行われ、前日30日に異例の単独開催となった日本ハム、楽天を除く10チームも開幕。全チームが2023年シーズンをスタートさせた。

 出場機会が少ない選手の移籍を活性化するため昨年12月に初めて開催された「現役ドラフト」では各球団が1人ずつ指名し、12人が新チームへ移籍。そのなかからオコエ瑠偉外野手(25、楽天→巨人)、細川成也外野手(24、DeNA→中日)、戸根千明投手(30、巨人→広島)、古川侑利投手(27、日本ハム→ソフトバンク)、大下誠一郎内野手(25、オリックス→ロッテ)の5人が開幕1軍のチャンスをつかんだ。

 2015年ドラフト1位で楽天入りしていたオコエは新天地の巨人でいきなり開幕スタメンの座をつかみ「1番・左翼」でフル出場したが、4打数0安打2三振。3回の第2打席では無死一、二塁で併殺打だった。巨人と対戦した中日の細川は最後まで出番がなかった。

 巨人から広島へ移籍した戸根はヤクルト戦(神宮)の7回に3番手として登板し、1回無安打無失点。ソフトバンクの古川はロッテ戦(ペイペイD)で登板機会がなく、ロッテの大下も最後まで出番がなかった。
 

続きを表示

この記事のフォト

2023年3月31日のニュース