大城卓三 故郷に錦を飾る適時二塁打「非常にうれしい気持ちでいっぱいです」 巨人が沖縄で初勝利

[ 2022年4月12日 21:38 ]

セ・リーグ   巨人10―4DeNA ( 2022年4月12日    那覇 )

<巨・D>4回、適時二塁打を放つ大城(撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人の大城卓三捕手(29)が沖縄・那覇で行われたDeNA戦で適時二塁打を放ち、故郷に錦を飾った。

 故郷・沖縄での一戦で8番に入り、2試合ぶりのスタメンマスク。6―2で迎えた4回だった。巨人打線が爆発して9―2とし、なおも2死二塁の場面。大城はこの回から登板した2番手右腕・入江が1ボールから投げた2球目、真ん中付近のスライダーを右中間へ運ぶ適時二塁打とした。大城は2回無死一塁で一ゴロ併殺打、3回1死一、二塁では一ゴロに終わっていただけに、沖縄のファンのボルテージは最高潮に達した。

 チームもともに今季最多となる15安打10得点、今季初の先発全員安打でDeNAに圧勝。沖縄での公式戦初勝利をド派手に飾った。試合後、バッテリーを組んで2勝目を挙げた戸郷とともに故郷でのお立ち台に上がった大城は「いやー、非常にうれしい気持ちでいっぱいです、はい」とホッとした様子。「1、2打席目でいい結果が出ていなかったので3打席目は積極的に、思いっきりいこうと思って。それでいい結果が出たので良かったです」と謙虚に喜んだ。

 打球が右中間へ抜けた瞬間、スタンドは大盛り上がりだったが「とても力になってますので…はい。とてもありがたいです」と少しはにかんだ大城。スタンドに詰めかけた多くの子供たちにメッセージを求められると「自分の夢に向かって、一生懸命、一日一日、一生懸命、やっていけば、自分の夢がかなうと思いますので、その夢に向かって、日々頑張っていってください」と一言ひとことかみ締めるように話していた。

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