巨人・戸郷 9安打浴びるも粘りの投球で7回3失点降板 今季2度目の10奪三振力投 自ら適時打も

[ 2022年4月12日 20:42 ]

セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2022年4月12日    那覇 )

<巨・D>巨人先発の戸郷(撮影・島崎忠彦)
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 巨人の戸郷翔征投手(22)がDeNA戦(那覇)で今季3度目の先発登板。7回で117球を投げて10三振を奪い、9安打されながらも3失点と粘って勝利投手の権利を持って降板した。

 初回、2回と味方打線がともに敵失絡みで1点ずつ挙げ、2―0とリード。だが、3回に相手のドラフト6位ルーキー梶原に真ん中へ入った141キロ直球を右中間スタンドへプロ初安打初本塁打となる2ランとされ、あっという間に追いつかれた。

 それでも3回には丸に勝ち越し2ランが飛び出し、戸郷自らも適時打を放つなど一挙4点。4回にも一挙4点と2イニング連続でビッグイニングとなり、大量リードに守られてイニングを重ね、9安打を許しながらも粘りの投球で7回を投げ切った。

 戸郷の投球内容は7回で打者31人に対して117球を投げ、9安打3失点。10三振を奪い、与えた四球は1つ、直球のMAXは146キロだった。

 戸郷は今季初登板初先発となった3月29日のヤクルト戦(神宮)で7回で114球を投げ、自己最多にあと1と迫る10奪三振の6安打2失点好投で今季初勝利。前回登板した5日の広島戦(マツダ)は自ら今季初安打初打点となる同点適時打を放ったものの勝ち越しを許し、6回6安打3失点で敗戦投手となっていた。

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