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カブス・誠也 完璧1号3ラン!デビュー10打席目 球団新人4人目3戦6打点

[ 2022年4月12日 02:30 ]

ナ・リーグ   カブス4―5ブルワーズ ( 2022年4月10日    シカゴ )

1号3ラン本塁打を放ったカブスの鈴木(AP)
Photo By AP

 カブス・鈴木誠也外野手(27)が10日(日本時間11日)、ブルワーズ戦の初回にメジャー初アーチを放った。デビューから3試合、10打席目での一発は、昨季46本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平投手(27)よりも早い今季の日本野手1号。新人がデビューからの3試合で6打点をマークするのはカブスでは史上4人目の快挙だ。チームは逆転負けを喫したが、「SUZUKI」の評価は上がる一方だ。

 スタンドのファンが総立ちとなった。初回2死一、二塁。鈴木は初の中軸となる5番に入り、昨季10勝で球宴に出場したペラルタの甘いスライダーを完璧に仕留め左中間席上段まで運んだ。

 「感触は良かった。チャンスで打てて良かった」。先制3ランが待望のメジャー初アーチ。飛距離412フィート(約126メートル)、打球速度110・9マイル(約178キロ)の特大弾。ウィリー・ハリス三塁コーチとお約束の合掌ポーズも披露した。米ヤフースポーツは「彼はシカゴファンのお気に入りだ。このままいけば来年は市長になるかも」と報じたほどの盛り上がりを見せた。

 デビューから3戦で6打点は1871年創設のカ軍の長い歴史でも4人目の快挙。何より目に付くのは「一撃必殺」の対応力だ。本塁打は通算10打席目に飛び出したが、そこまでの計46球で空振りはわずかに1。スイングは10度を数えて1本塁打を含む3安打、1犠飛でファウルが5と凡打は1球もなかった。

 キャンプ中はノーステップ打法も試したが開幕後は左足を軽く上げるフォームで固定。ここまでの計4三振はいずれも見逃しだが「ストライクと分かって見逃している。そこが手が出るようになればいいんじゃないかと」と自身の打撃が崩されないことを何より心掛ける。記念弾にも「負けたのでうれしさはない。自分の成績はどうでもいい」と浮かれることはなく「次勝てるように」と見据える。

 この日は大富豪で知られ、入団交渉にも出馬したトーマス・リケッツ・オーナー兼会長も生観戦。5年総額8500万ドル(約106億2500万円)の契約も決して高くはない――。そう思わせるのに十分な活躍だった。(笹田幸嗣通信員)

 ≪新人でデビューから3試合で6打点は4人目≫カブスの新人でデビューから3試合で6打点をマークするのは鈴木が4人目。過去には1901年のラリー・ホフマン、2010年のスターリン・カストロ、14年のホルヘ・ソレア(現マーリンズ)の3人。

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