メジャーで2人の「鈴木」の共通点 納得できない結果の時には近寄れないことも

[ 2022年4月12日 02:30 ]

ナ・リーグ   カブス4―5ブルワーズ ( 2022年4月10日    シカゴ )

ブルワーズ戦の1回、メジャー初本塁打となる先制3ランを放ちホームベース付近でポーズをとるカブス・鈴木(右)
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 メジャーで「鈴木」という名字の日本野手といえばイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)とカブスの誠也。2人は共通点が多い。結果を残した打席があっても納得できない内容があれば試合後は不機嫌そのもの。記者として質問に非常に気を使う。

 前日は勝利に貢献する3打点も2打席連続三振もあって「全然ダメ。イラついている」と語り、メジャー初本塁打を放ったこの日も「負けたのでうれしさはない」と笑顔なし。他を寄せつけないオーラに圧倒され、近寄れないことも多々あったイチロー氏と重なる。

 今季のカ軍は決して戦力が充実しているわけではない。活躍してもチームが負けることも多いだろう。それでもひるむことなく、彼の話を聞きに行きたい。(MLB担当 笹田幸嗣通信員)

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