コロナ禍DeNA 巨人に大敗 新人・梶原が2リーグ制後初のデビュー戦一発&4安打も投手陣10失点

[ 2022年4月12日 21:10 ]

セ・リーグ   DeNA4―10巨人 ( 2022年4月12日    那覇 )

<巨・D>5回、選手交代を告げベンチへ戻る三浦監督(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 DeNAは12日、巨人に4―10と大敗し、借金1と黒星が先行した。

 牧、山崎ら選手11人を含む計18人のコロナ陽性が判明したチームは、6日の阪神戦以来6日ぶりの試合。ソトら代替指名選手10人を含む11人を登録して臨んだ。スタメン野手は、6日の阪神戦から半数の4人が入れ替えとなった。
 
 先発のロメロが誤算だった。初回、2回と失策が絡んで失点。3回には丸に勝ち越し2ラン、投手の戸郷にも2点適時打を浴び3回8安打6失点で降板した。2番手の入江も4失点と投手陣が崩壊した。
 
 打線は3回1死二塁で、昇格したばかりの新人・梶原が戸郷から中越えの同点2ラン。プロ2打席目の初安打が初アーチとなった。球団の新人デビュー戦アーチは3人目。1960年に黒木基康が3打席目、2017年に細川成也が初打席で記録している。左打ちとしては「球団初」の快挙。梶原は5回に左前打、7回に中前打、9回にも左前打を放ち4安打。デビュー戦で本塁打を含む4安打は2リーグ制後初となった。

 しかし、新人の活躍も勝利につながらず大敗。三浦監督にとって厳しい“再スタート”となった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月12日のニュース