大谷翔平 今季初の2試合連続安打&今季初盗塁 初回に右腕ヘルナンデスから中前打 3点先制を演出

[ 2022年4月12日 10:46 ]

インターリーグ    エンゼルス6―2マーリンズ ( 2022年4月11日    アナハイム )

<エンゼルス・マーリンズ>初回、安打を放つ大谷 (撮影・光山 貴大)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(27)が11日(日本時間12日)、本拠地エンゼルススタジアムでのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席に今季初の2試合連続安打となる中前打と今季初盗塁を記録し、4打数1安打1盗塁で打率を・143とした。チームは6-2で快勝し、今季2勝目を挙げた。

 マ軍先発は初対決となる右腕ヘルナンデス。初回、先頭で対戦すると、フルカウントから8球目の90・4マイル(145・5キロ)の外角高め速球を中前へと運んだ。打球速度は101マイル(162・5キロ)で、今季初の2試合連続安打となった。続くレンドンの打席では7球目に今季初盗塁も決めた。2回2死走者なしでの第2打席は3球目、外角低めのチェンジアップを打って三飛に倒れた。

 5回先頭の第3打席も3球目、外角低めのチェンジアップを打って三飛だった。7回無死一塁の第4打席は、3番手左腕・スコット相手に4球目、真ん中低めスライダーを打って三ゴロに倒れた。

 チームは初回にマーシュの1号3ランで3点を先制。2回にはアデルの1号ソロで加点した。8回にもマーシュの左中間適時二塁打、アデルの中越え適時二塁打で2点を加えた。

 投げては移籍初登板の先発右腕・ロレンゼンが6回2安打1失点の好投で今季初勝利。その後は左腕ループ、右腕テペラ、右腕イグレシアスとつないで逃げ切った。

 大谷は開幕4試合目の前日10日(同11日)のアストロズ戦(アナハイム)では、3回に10打席ぶりの安打、自己最速の打球速度119・1マイル(約191・7キロ)となる右翼線二塁打を放つなど、4打数1安打1三振。この試合までの打席成績は4試合で17打数2安打5三振、打率・118となっていた。

 試合前、マーリンズのドン・マッティングリー監督は大谷について「彼のプレーをまだ見ていないが、明らかに試合のハイライトになる。彼は投打両方を高いレベルですることができる」と語った。

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